名取市の観光PRや観光客誘致など、観光事業の振興に日々ご尽力されている(一社)名取市観光物産協会様。 |
今回、熊野三社※の周遊や発信・PRを目的とする、マップ(紙媒体)やデジタルサイネージ(映像)を当社で担当させて頂きました。 ※世界遺産に登録されている熊野三山(和歌山県)から、地理的・方角的に同じく勧請(かんじょう)されたのが、名取市にある熊野三社(熊野本宮社、熊野神社、熊野那智神社)。 |
制作エピソードや思いについて、大木様にお話を伺いました。 |
見てワクワクするようなコンテンツを創りたい
― 熊野三社マップを制作することとなったきっかけを教えて下さい
名取の歴史資源である名取熊野三社があまり知られていないこと、観光客向けの媒体がないこと、そして調べているうちに三社を周遊してこそ意味があることを知りました。
一社だけ訪れて帰るのではなく、三社を巡ってほしい、そのきっかけを作れないか考えました。
熊野那智神社の井上宮司にお話しを伺った際に、地図があれば訪れた参拝客に他の熊野神社を案内できるとも意見をいただいてました。 歴史の話は当時の写真がないので、イメージが湧きにくいですが、イラストを起こしてもらうことで親しみやすく若年層にも手に取ってもらえるように、また本家和歌山との繋がりも載せて、パワースポットという言葉を使い分かりやすく表現しました。今はgoogleマップがあれば、迷子にならない時代ですが、味気ないですし、紙媒体ならではの良さというか地域のおすすめの飲食店を載せたり、見ててワクワクするような地図を作りたいと思いました。
アナログ×デジタル、ハイブリッドな発信
― マップ以外にもJRドア上広告、デジタルサイネージを活用。
媒体を展開してみていかがだったでしょうか
本来であれば、媒体が違うので、違う会社さんにそれぞれ依頼する流れですが、ユジクラフトさんはワンストップで制作・デザインプロデュースが可能だった点が良かったです。
デジタルサイネージはイラストにBGMが加わり、よりターゲットとしている層に発信できました。マップはもちろんですが、コンテンツがJR電車内、イオンモールか発信したりと、名取市内をジャックできて嬉しかったです。
正直、私個人的には、「モノ」として手に取れる紙の地図のほうが好きです笑
ですが紙のようなアナログの媒体では世間に広がりにくい。デジタルサイネージや協会Webからも閲覧できるようにし、アナログとデジタルの長所を掛け合わせながらPRしていきました。
― ウォーキングイベントなどでの、熊野三社マップ利用者はどんな反応がありましたか
ウォーキングイベント参加者で、実は熊野三社に来てみたかったという方も多くいました。そういう方が意外と多いのだと確信したので、ぜひこのMAPを活用して欲しいです。
宮司さんからもこのMAPを見て来たという参拝客がいたと聞いています。
世界に向け名取を発信したい
― 今後、協会として取り組みたい事や発信したい事、想いがあれば教えて下さい
私は名取で子育てしているので、子供たちに誇れるような町にしたい思いはあります。
冊子やマップなどの紙媒体はじめ映像コンテンツを上手く活用し、世界に向け名取市の魅力を発信していきたいです!
拡散力のあるJR電車内やイオンモールで、アナログ(紙媒体)とデジタル(映像)を展開。 まさにハイブリッドな活用をして頂きとても嬉しく思います。ストリーミングで聴く音楽がある中、私は日々レコードをかけるので、「モノとして手に取れる良さ」がすごく共感しました。 最近ではカーネーション摘み取り体験など、名取市の名産・特産を活かしたイベントを開催しているので、 名取市の魅力が掲載されている協会公式Webをご覧頂ければと思います。 |
お話頂きありがとうございました。 |
一般社団法人 名取市観光物産協会
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